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コラム

COLUMN

AIを味方にビジネス成長をブースト!!

2023年09月15日

■話題のAI、その利用実態は?

今春G7デジタル・技術大臣会合やG7広島サミットでも話題になったChatGPTなどの「生成AI」は、私たちのビジネスや生活に大きな変化をもたらすと言われています。テレビやSNSだけでなく、身の回りでも実際に使ったという人が増え、急速に普及している印象があります。

その一方で今年5月に行われた生成AIの利用状況に関する調査では、「実際に活用中」または「トライアル中」と回答した割合は9.7%で、まだごく一部にとどまっている状況です。(※1) 

■まだ間に合う!これからでもAIに取り組むべき理由

ビジネス利用に関しては、「AIで何ができるのかよくわからないから後回し」「うちはIT活用ですら十分できていないのにAIなんて無理」とおっしゃるお客様もいらっしゃいます。 今からでも間に合うのでしょうか。

そんな私たちの不安に寄り添いつつ、「考えを尽くし策を練れば、果実はついてくるのが現在のタイミング」と背中を押してくれるのが、2023年5月に政府AI戦略会議がまとめた『AIに関する暫定的な論点整理』です。(※2) 以下、「生成AIと日本の親和性」から一部を抜粋・引用してご紹介します。

  ・国や地域の別を問わず、企業組織の⼤⼩も関係なく、スピード感と技術⼒を頼りにして、だれもが競争に

   参画できる状況が⽣まれている

  ・テクノロジー関連における研究・技術⽔準は、極めて⾼い⽇本である。⾃信を持って正⾯から堂々と

   競争に臨めば、充分に世界で活躍できる⼒はある

  ・ひとりひとりが創造的で、お互いに切磋琢磨しながら、きめこまやかなものを作り上げられる⽇本⼈は、

   その⼒を発揮して作り込んだ⽣成 AI サービスを、ユニークな国際的に競争⼒あるものとして⽣み

   出せる可能性がある。

  ・ものづくり、⾦融、医療など⼤きな産業で、必ずしもデジタル技術をうまく利⽤できていなかった

   事業者も、AI を利⽤することで、⼀気に変⾰をとげられる可能性は⼤きい。

  ・労働⼈⼝が急減する⽇本においては、⽣産性を上げていくことは避けて通れない

「私たちには力があり、強みがあり、チャンスがある」ということをリマインドしてくれる力強いメッセージです。正面からAIに向き合ってAIを味方とし、ビジネス成長をブーストしていきましょう。

※1) 株式会社野村総合研究所HP

 アンケート調査にみる「生成AI」のビジネス利用の実態と意向

  ~生成AIを仕事に活用しているビジネスパーソンの割合は3.0%、トライアル中は6.7%。「ドキュメントの要約」、

   「マニュアルの作成」などへの活用に期待~   2023/06/13

 https://www.nri.com/jp/knowledge/report/lst/2023/cc/0613_1

※2)

 AI 戦略会議 「AI に関する暫定的な論点整理」  2023/5/26

 https://www8.cao.go.jp/cstp/ai/ronten_honbun.pdf

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