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業務効率化の落とし穴と、伴走支援の重要性  便利なはずが、逆に手間が増えた話

2025年06月18日

「業務効率化」と聞くと、多くの人が「便利になる」「時間が浮く」といったポジティブなイメージを持つでしょう。

しかし、現場では「ツールを導入したのに逆に手間が増えた」「結局、誰も使いこなせていない」といった声も少なくありません。

この"効率化の落とし穴"に陥る原因の一つが、「導入して終わり」になってしまうことです。現場の実態に合わせて改善を加えながら、

運用定着まで継続的にリードする体制や仕組みが重要です

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成功事例:「紙の方が早い」から「もう紙に戻れない」へ

ある中堅製造業では、紙ベースで行っていた日報管理をデジタル化するために、クラウド型の業務管理ツールを導入しました。

しかし、最初は現場から「入力が面倒」「紙の方が早い」といった反発があり、定着が進みませんでした。

 

そこで、外部のITコンサルタントが伴走支援に入りました。彼らはまず、現場の作業を観察し、どのような情報が本当に

必要なのかを洗い出しました。その上で、入力項目を最小限に絞り、スマートフォンから簡単に入力できるようにUIを改善。

さらに、現場リーダー向けに操作研修を行い、質問や不安にすぐ対応できるチャットサポートも設けました。

 

これがターニングポイントとなり、その結果、導入から3ヶ月後には日報の入力率が90%を超え、管理者側もリアルタイムで

状況を把握できるようになりました。現場からは「今では紙に戻れない」との声も上がるようになったのです。

 

現場DXに不可欠なものとは

 現場DXの主な阻害要因は3つあります。

 一つめは「現業に追われて時間が取れない」という事実です。未来のためにやるべきDXですが、目の前の締切に追われ、

DXへの取組が後回しになりがちです。忙しさにまぎれてDXの取組を自然消滅させないためには、客観的な立場で、DXを

強力に推進するパワーが必要です。

 二つめは「やり方がわからず、サポートもなく、失敗して立ち止まる」ことです。新しいチャレンジにはわからないことも失敗も

つきものですが、現業に追われて余裕がない中ではやる気も維持できません。チャレンジを継続するためには、困ったときに

いつでも聞ける体制、専門家の助言などのサポートによる小さな成功体験の積み重ねが不可欠です。

 三つめは「改善を継続するための仕組みを構築できない」ことです。変化し続けるビジネスや業務を支えるシステムも、

柔軟に継続的に進化させ続ける必要があります。 「結局、誰も使いこなせていない」という事態に陥らないために、ユーザー

自らがシステム機能や運用の改善サイクルを回し続けることがDXの本質であり、その仕組みを最初から構築しておくことが重要です。

 

プロを味方につけてDXを成功させる

ユーザーが自分たちだけで取り組むことにこだわって繰り返し失敗が続いた場合、チャレンジ文化が醸成されなくなって

しまいます。だからこそ、業務効率化の取り組みを成功に導くためには、伴走支援の存在が欠かせないと言われているのです。

 

伴走支援は単なる「導入支援」ではなく、「現場に寄り添い、変化を共に乗り越えるプロセス」です。

 

SOLNETの伴走支援

弊社では、DX推進を進める為のSaaSサービスに対する伴走支援を行っておりますが、

今回は、株式会社ジャストシステムさまのノーコード開発ソリューション「JUST.DB」の伴走支援をご紹介します。

 

JUST.DBは、業種・業界を問わず、企業に求められるあらゆる業務システムをプログラミングの知識やスキルがなくとも構築できるクラウドデータベースです。

ノーコード開発の常識を変える高いカスタマイズ性とソルネットが提供する各種ご支援が組織のDXを強力にサポートします。

 

トライアルサポート(PoC支援)

  JUST.DBの有効性の確認や運用開始に伴う体制・ルールなどを

  下記の支援を通して、共に検討していきます。

    導入設定・評価支援・サンプルPGM/DB作成支援・移行支援・フィッティング・初期データ整備 等

開発サポート

  JUST.DBによるサンプルプログラムの開発を行います。

  Excel等で、運用されているツールをJUST.DBで開発し、社内外での共有やワークフロー化などをご支援します。

伴走サポート

  WEB会議にて、業務課題のヒアリングやJUST.DBの利活用に関して、ご支援します。

  JUST.DBを社内に浸透させるための相談会なども開催致します。

 

本サービスではお客様の環境に基づき、様々な形でのご提案も可能です。

もし、ご興味がございましたら、下記のお問い合わせよりご連絡頂けますようお願い致します。

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